発達障害グレーゾーン

幼稚園の保育参観!発達凸凹長男、なんとかやっていけているようです。

2018年5月13日

発達凸凹長男の園選び

我が家の長男、診断はついていないものの発達障害グレー児です。

ただ、発達障害の特徴に当てはまる項目が多々あるので、どの程度かは分かりませんが診断を受けたら、きっと診断名つくんだろうなぁ。と思います。

 

うちの自治体は、早期に診断をつけるということはあまりしないようで、未就園のうちはとりあえず発達支援センターの親子教室に通って様子をみて、年少の年からはとりあえず1年間はそれぞれの生活に慣れるため教室はナシ。

定期的な臨床心理士さんとの心理相談であったり、その他の支援制度は利用可能。というかんじです。

 

就園までは親子教室に通って様子をみて、必要であれば3歳以降幼稚園の代わりに通園できる児童発達支援センターの園やその他療育施設をすすめられたりということもあるようです。

 

長男は、プレの年の秋から親子教室に通い出しました。

なので、週1回数回親子教室に通ったらもう幼稚園願書提出。という時期。

 

親子教室へ通うまでは、何の迷いもなく、今通っているこども園へ入園させる予定でした。

しかし、この頃に受けた臨床心理士さんとの心理相談。

ここで、言葉が3歳のこの頃で1歳半程度。という心理士さんの見解を受け、『もし、普通の幼稚園へ通うことに不安があったら、児童発達支援の園も見学できますよ。』などと言われ、一気に不安に・・・

 

児童発達支援の園と普通の園の違いは、大きなところでいうと児童対先生の人数の違い

 

親子教室も、子どもピーク時8人に対して、いつも保育士さんは4人でした。

はじめの頃は子ども4人とかだったので、子ども1~2人に対して保育士さん1人という割合。

児童発達支援の園も、割合は忘れましたが児童数人に対して先生1人で手厚いかんじのようです。

 

対して、普通の幼稚園だと、1クラス児童20~25人に担任の先生1人+補助の先生1人ぐらいかと思います。

 

それだけ先生1人に対する児童数が多いと、言葉の理解が苦手な発達障害児は、先生が全体に発する指示が理解出来なかったり、自分の要求をうまく伝えられなかったり。ということがあるかと思います。

児童発達支援センターの園では、先生の人数も多いし、1対1で要求の仕方の練習をしたり、次の行動を絵のカードで伝えたりというような、言葉の理解が苦手な児童も、集団生活をスムーズに行えるような専用の対応をするので、普通の幼稚園での集団生活が困難な子も、早期療育で小学校への進学をスムーズにするという働きがあるようです。

 

この頃、三男を妊娠中だったのですが、三男出産して1年したら私も仕事復帰したいと思っているので、こども園しか考えていなかったのと、もう幼稚園願書提出まで数週間に迫っていたということもあり、とりあえず不安はあったものの、こども園の園長先生にも事前相談したりして、『まぁ、もし年少1年間通ってみて、やっぱり馴染めなそうなら考えればいっか!』と、当初の予定通り、今通園しているこども園に決定したのでした。

 

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入園から1ヶ月半。保育参観の様子。

そんなこんなな経緯で入園した幼稚園(こども園)。

1ヶ月半ほどが経ちました。

 

幸い、幼稚園バスが大好きな長男は、今のところ行き渋ることもなく、むしろ最近は帰りのバスではニコニコ楽しそうに帰ってきます。

3歳の去年秋ごろからだいぶ言葉も増えているものの、会話がまだ成り立たないことが多いので、園での様子はよく分かりませんでしたが、月1回先生が出席帳にコメントを書いてくれるので、先日入園後初の4月の様子のコメントが書かれていました。

 

そこには、

『毎日元気に登園し、ブロックで楽しく遊んでいます。準備や片付けも頑張って取り組んでくれています。』

ということだったり、制作や絵画に楽しそうに取り組んでいる様子、

『徐々に先生の問いかけに答えたり、自分の気持ちを伝えようとしてくれています。』

ということが書かれていて、ちょっと安心。

 

バス通園で、普段なかなか先生と直接お話する機会がないので、今回の保育参観を楽しみにしていました。 

 

そして、当日。

下2人はお義母さんに留守番してもらい、3人で行ってきました。

 

ただ、朝から、 パパがいる日=休日。幼稚園お休み というモード だったので、なかなか園服に着替えず。

なんとか着替えたものの、バスではなく自家用車に乗ることにもちょっと抵抗。

 

園についてからも、この日は年少~年長全クラスが保育参観だったので、園児・保護者で人が多い、普段と違う様子の園にも困惑。なかなか園に入ろうとしませんでした。

 

また、駐車場の入り口とバスの入り口が違うことも気に入らなかったらしく、入口にいた先生が『いつものバスの入り口から入っていいよ~』と促してくれました。

しばらくバスの入口でもイヤイヤしていたものの、『じゃあさ、いつも幼稚園の時どうやってるの?ママとパパに教えてよ!』という言葉がけでなんとかイヤイヤしながらも教室に入りました。

 

教室に入ると、補助の若い先生が『長男くん、おはよ~』と声を掛けてくれました。

そこで、長男コロッと表情を変え、嬉しそうにニヤニヤ!!(笑)

長男のあんな照れつつ嬉しそうな表情、初めて見ました。

どうやら、あの補助の先生がお気に入りなようです。分かりやすい・・・( ̄▽ ̄)

 

そして、いつものようにCMのフレーズをゴニョゴニョ言いだしました。

家でも、調子よくなると、こういった遅延エコラリアが多いのです。

 

この時は『ニッシンボウ!』を連呼してました(笑)

そんな長男の様子を見て、その補助の先生、

『長男くん、いつもいろんなお歌うたってくれるんだよね~。この前は仕事探しはインディード♪だったね~』

と優しく声掛けしてくれました。

 

優しいなぁ。幼稚園の先生(´Д`)

訳の分からない歌うたってるのに、いつもニコニコそんな優しい言葉かけてくれたら、そりゃ好きになるよね!

 

その後、担任の先生とも少しお話出来て、

・少しずつお話してくれるようになりました。「おうち帰りたい。」とかですけど(笑)

・給食は、白ごはんは食べ終わると空のお茶碗見せて、おかわりしてます。おかずは食べないけど、他の子もそういう子多いので、少しずつですね。

・全体の指示も、みんなの様子を見て動けるようになってきました。

というような様子を教えてくれました。

 

 なんとか、理解遅いながらもみんなの様子を見て動けるようになっているということに一安心。

 

その後は、1時間弱で

・朝のごあいさつの歌

・おつかいありさんの歌

・点呼

・手遊び歌

・工作(魚の絵に色を塗って、その後釣りをしました。)

・母の日制作のプレゼント

・おかあさんの歌

・お帰りの歌

という内容でした。

 

保育参観の様子を見ての感想は、

『思っていたより、やれているようでよかった。』

というかんじ。

 

歌は歌えてなかったし、先生の指示が100%理解出来ているのかどうかは分からなかったけど、点呼では自分の名前にちょっと食い気味で手の挙げ方の小さい『ハイッ』だったけど(笑)出来てたし、ロッカーからクレヨンを持ってくる指示は理解してちゃんと持って来てたし、数回急にテンション上がってちょっと笑ったりはしてたけど、参観中席から立ちあがらずに椅子に座っていられたし。

 

席から立ち上がってウロウロしちゃったり、テンション上がって歌うたったりしちゃったらどうしよう・・・と思っていたのですが、意外とそういったことなくやれていたのでまずは合格点な様子でした。

 

 

さいごに

やっぱり、保育参観当日の普段と違うような様子だったり、イレギュラーな状態に弱い長男ですが、少しずつ慣れてくれればいいな。

家では、すぐ癇癪を起こしたり、遅延エコラリアでブツブツしゃべりながら一人遊びしていたりしますが、ちゃんと園では彼なりに“外の顔”を使って、ニコニコ愛想よくしていたので、『やっぱり、母子分離の集団生活ってすごいな。おもしろいなぁ。』と思いました。

 

きっと、特定の仲の良いお友達が出来たり。ということはまだ当分先なような気がするし、発達凸凹による人間関係の難しさが出てくるのはまだまだこれからだとは思いますが、まずはマイペースに幼稚園を楽しんでくれればいいかなと思います。

 

今回、保育参観へ参加してみて、『少し迷ったけど、やっぱりこの園にしてよかったなぁ。今後が楽しみだ。』と改めて思った一日でした。

長男の今後の成長に期待です! 

 

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