マタニティマークは、2006年3月に母子保健の国民運動計画「健やか親子21」推進検討会において作られ、今年で11年となったそうです。
だいぶこのマークも浸透してきたような気がしますよね。
ただ、マタニティマークを付けていることで嫌がらせや危険な目にあったということも時々ニュースになっていたりしますよね。
そんな私も初めての妊娠時はフルタイム勤務で、都内まで毎日1時間ほど掛けて電車に乗って通勤していました。
10時出社だったので通勤ラッシュのピークは外れていたし、つわりは軽めだったので、それほどツラくはなかったものの、やっぱりマタニティマークを付けているといざという時の安心感がありました。
マタニティマークを付けだしてから、そういった嫌がらせを受けることがある。というニュースやネットでの情報を見てたので、ビクビクしていたのですが・・・
実際にはそれほどイヤなことはありませんでした。
そんな私がいろいろと試してみて、一番気持ち良く配慮してもらえたな。と思うつけ方を書いてみたいと思います。
マタニティマーク、いつからつける?どこでもらえる?
まず、マタニティマークはいつからつけるの?どこでもらえるの?ということですよね。
マタニティマークは大体、自治体で母子手帳をもらう時に一緒にもらえるところが多いかと思います。
母子手帳と一緒に渡していないところでも、言えばもらえると思います。
母子手帳をもらう時というと、大体病院で心拍確認後、先生からのGOサインが出てからになるので、妊娠6~7週以降となると思います。
ただ、これぐらいの時期だと早い人はつわりが始まっていてツライ方もいますよね。
マタニティマークは、お腹が目立たない妊娠初期に周囲に妊婦だということを知らせて配慮を示しやすくするためのものです。
自治体でもらう他には
- JRや私鉄などの窓口
- マタニティ雑誌の付録
- マタニティマーク普及委員会などのサイトでのプレゼント
- 通販、フリマサイトなどで購入
などの入手方法があります。
母子手帳をもらう前につわりが始まってツライ。という方は、こういったところで、妊娠初期にもらうことも出来ます。
私もバッグに付け替えるのが面倒で、いくつか欲しかったので上記の一通りの方法でもらったり(購入したり)しました。
一番手に入りやすいのはJRや私鉄などの窓口です。
ほとんどどの駅でも対応しているらしく、改札横の駅員さんのいるところで、「マタニティマークが欲しいのですが」と言ったらスッとくれました。
妊娠が分かって、病院でハッキリしたら、念のため一つ持っておくと安心かもしれません。
マタニティマークは不快??
このマタニティマークを不快に思う理由として考えられるのが、
- 無言でこのマークを見せつけて、「妊婦なんだから席を譲れ。」と言っているように思える
- 幸せアピールが鼻につく
ということだと思います・・・
気持ちは分かるんです。
私も1人目なかなか妊娠しないなーと思っていた時に、「子どもはまだいいかなー」と言っていた同僚がアッサリ先に妊娠して、当時のマタニティ雑誌の付録だったどデカいマタニティマークを鞄につけているのを見たりとか、電車でやっと座れた時に前にマタニティマークを付けた人が立ってきた時の居心地の悪さとか、マタニティマークつけたデキ婚と思われるカップル(夫婦)がキャピキャピ結婚式の話しててイラッとしてどうしても席を譲る気になれなかったとか、妊活中やたら他人のバッグについているマタニティマークが気になって、つけている人が幸せアピールしてドヤっているように見えたりとか・・・
今考えると『私も意地悪だったなー。性格悪いなー。』と思うのですが、他人に優しくするって、自分の心にも余裕がないと出来ないもんなんですよね。
トラブルが起こるのはほとんどが、みんなが疲れ切っている通勤電車の車内で起こっていたりするのはそういうことなんでしょうね。
マタニティマークを不快に思う方は、
妊婦なんだから配慮してよ。察してよ。
みたいな無言のアピールが不快なのだと思います。
そして、配慮しないと自分が悪者になるかのようなばつの悪さに逆ギレして、時に妊婦さんに嫌がらせをしたり、暴言を吐いたり。ということにつながってしまうのかと思います。
アピールし過ぎず・・・私が一番気持ちがラクだったつけ方
妊娠中にしかつけられないこのマーク。
憧れのようなものもあったし、一生に何度もない特別な期間だし、実際に妊娠してみると、つわりは軽かったものの、常にお腹に血液、エネルギーを送り込んでいる状態で、通常時よりは血圧も高くなっているし、すぐに貧血になったりもしやすい状態です。
私も、一度妊娠の影響か分からないけど突然気持ち悪くなって、いったん電車を降りた途端に目の前が真っ白になって、ギリギリ近くのベンチに座り込んだようなこともありました。
このように、妊娠中はいつどこで体調が急変するかも分からない状態です。
そういった時の為にもマタニティマークは妊娠が分かったら早いうちにつけていた方がいいと思います。
つけていなくても、バッグの中に入れておくとか。
ただ、アピールし過ぎると、周りからの冷たい視線も気になるところなので、私が一番本来のマタニティマークの役割も果たして、気持ち的にもラクだったな。と思うつけ方が、
バッグにつけておくけど、体調も良く周囲の配慮が必要ない時は内側に入れる
というつけ方。
このつけ方であれば、表にはチェーンやストラップの紐だけが出ている状態なので、マタニティマークだとは分かりませんし、もし、優先席が空いて座らせて貰っている時にサッと表に出せるので、「ごめんなさい。妊娠中なので優先席座らせてもらってます。」というアピールになります。
万が一、予期せぬ時に倒れてしまった時もバッグの中を少し覗けば見える状態なので、気づいてもらえる可能性が高いです。
これなら、必要以上に周囲にアピールし過ぎず、優先席にも遠慮なく座らせてもらえる、いざという時に気付いてもらいやすいので良かったです。
悪いニュースもあるけど、実際には周りの気遣いが嬉しいこともたくさんあった。 優しくされたら、こちらも素直にお礼の気持ちを。
実際にマタニティマークをつけて電車通勤をしていて、ちょっとしたイヤなこともありましたが
(知ってか知らずかやけにぶつかってくるおじさんがいたり、明らかにマークに気づいて逆ギレするかのような態度で軽く睨まれたり、若い女の子が「このマークってつけてて意味あるのかな~?キャハハ~」とこちらに分かるようにしゃべってたり。)
でも、「気づかなくてごめんなさい!」と慌てて席を譲ってくれたり、わざわざ遠くから席を譲ってもらったり、他人からの気遣い・優しさを感じる出来事の方が多かったです。
私の場合は、割と男性が席を譲ってくれることが多かったです。
恐らく自分自身も数年前に子どもを持ったのであろう30~40代の既婚者男性だったり、大学生ぐらいの若い子がおなかの目立ってきた私を見て、網棚に置いていたバッグにマタニティマークが付いているかどうか確認して譲ってくれたり、紳士的な初老男性だったり。
自分が疲れていても他人に優しく出来るって素敵ですよね!
あとは自分自身が数年前に妊婦だったというママさんが多かったですね。
実際に同じ立場になったことがある方は、優しくしてくれる方が多いですね。
私も実際に妊娠出産を経験してからの方が席を譲る回数が増えました。
通勤電車なので、みんな疲れてるし、「俺の方が疲れてるんだから!」と言わんばかりの態度で頑として譲ろうとしない方も多いですけどね。
スマホばかり見ていたり、居眠りしていたり、周りを見ようとしていない方も多いですし。
地方ののんびりした雰囲気の場所へ行けば、また違う対応をしてもらえるのかもしれませんが、やはり、都会の混雑していて、みんながストレスを抱えている場所にいると、自分のことで精いっぱいで、他人に優しく出来るほど心に余裕のない方も多いので、それほどこのマタニティマークをつけたからといって、配慮してもらえるというものではないけど、万が一の時に妊娠中だと気づいてもらえることが第一目的として、初期からしっかりマークをつけていた方がいいと思います。
そして、もし席を譲ってくれたり、優しくされたら、素直に
「ありがとうございます」と言って、ありがたく座らせてもらいましょう!
もし、あと1~2駅で降りる予定だとしても、出来たら、「次で降りるんですけど・・・ありがとうございます。助かります。」と言って、いったん座りましょう。
そこで断ってしまったら、「じゃあ、何のためのマタニティマークなの?座る必要ないならつけなくていいじゃん。」と思うでしょうし、勇気を出して他人に席を譲ろうとした気持ちの行き場がありません。
きっと、また断られたら・・・とその方はもう席を譲ることはなくなってしまうかもしれません。
マタニティマークをつけた人が前に立っている状態だけを傍から見たら、初めから席を譲る気のない人と、譲ろうとしたけど断られた人は同じように見えますしね。
その状況は気まず過ぎます。
「あと1駅で降りる」と伝えておけば、また一駅したら自分が座れると分かりますし、少しの間でも席を譲ったという行為が報われます。
配慮してもらうからには、配慮してくれた方が気分よくしてくれるような対応が必要かと私は思います。
今回3人目用に購入したマタニティマーク
マタニティマークが一番活躍したのは、やはり1人目妊娠中フルタイム勤務電車通勤していた時でした。
2人目の時は専業主婦の状態だったので、ご近所さんにバレたくない(笑)妊娠初期は一応バッグの中に入れておいて、必要な時だけ出す(ほとんどなかったけど)お腹が目立つようになってきたら、「ただのデブじゃないんですよ~」というアピールも込め表につけるかんじにしていました(笑)
専業主婦生活の中でマタニティマークが必要だった時はそれほどありませんでしたが、スーパーでたくさん買い込んだ時は重いカゴをサッカー台まで運んでもらったり、マタニティの優待があるお店があったり、道で話しかけてもらったり。
配慮してもらった場面もいくつかありました。
今回も専業主婦状態だし、まだ初期でご近所さんには広めたくない時期なので、バッグの内側につける程度にしています。
恐らく、よほどのハプニングがなければ、マタニティ期間は今回で最後なので、マタニティマークを付ける機会も最後になります。
ここ数年で、マタニティロゼットのようなオシャレでかわいいマタニティマークもたくさん出てきていますね。
と、私は思うので控えめながらもかわいいマタニティマークを探していました。
そして、数年前にミキハウスが応募者プレゼントしていたマークが可愛かったのを発見!
たまたまフリマアプリで使用済みながらもまだ使える程度にきれいなものを出品されている方がいたので購入しました。
真ん中がそのミキハウスのマタニティマーク。通常のものよりちょっと大きめ。
右は今年自治体でもらったもの。左は長男次男の時に使っていた自治体でもらったもの。
思っていたより大きめだったので、実際につけるのはどうかな・・・?と思ったけど、意外と違和感なくつけられたかんじです。
通常サイズをつけたかんじ。
ミキハウスのマタニティマーク。
電車でつけるにはもしかしたらアピール強すぎるかな・・・?と思うけど、今回はほとんど街中でつけるだけなのでOKでしょう!
さいごに
つける、つけないが分かれるマタニティマーク。
私はこのほっこりするマークを見ると幸せな気持ちになるので好きです。
自分自身が付けられる期間は、その中でも一生のうちのとても短い期間で、貴重な期間だと思います。
危険な目にあったなどの情報を目にすることもありますが、実際には優しくされたり良い思いをしたことの方が多かったです。(ささいなイヤなことはありましたが。)
私もそうでしたし、周りで聞く話もそうです。
万が一の時に妊娠中だと気づいてもらうこと、自分でおなかの中の赤ちゃんを守る意味で、しっかりつけておくと安心したマタニティライフを過ごせるかと思いますので、ぜひ悪いニュースは気にし過ぎず、活用していくといいのではないかと思います。
私も最後のマタニティライフ、自分自身がマタニティマークをつけられる最後の機会を快適に過ごしたいと思います。
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