子育て

『育てにくい子』の部類だと思う2歳児長男

2017年4月8日

長男2歳5ヶ月。

『育てやすい子』、『育てにくい子』の2つに分けた場合、『育てにくい子』の方に入ると思っています。

 

とにかく、こだわりが強い!要求が通らないと癇癪起こす!そして、聞き分け悪いし、しつこい・・・

 

次男が生まれて、次男がほんっとに育てやすい子なので、『育てやすい子ってこんなんなんだぁ。・・・ってか、長男って、育てにくい子だったんだ。』と思い知らされてます。

とはいえ、私もノイローゼや鬱になるほどではないので、まだソフトな方だと思うんですけどね・・・(^-^;

 

今日はそんな長男のことです。

 

 

先日、公園へお花見へ行った時のこと

 

水曜日、お天気もいいし、桜が満開だというので、お弁当を買って、たまに行く広めの公園へお花見に行きました。

春休みということもあり、子連れやおじいちゃんおばあちゃんでかなり賑わっていました。

 

洗濯やら、掃除やらやってからだったので、ちょっと予定より遅くなってしまって、11時頃になってしまったのが良くなかったんですよね。

たぶん、車で移動中眠くなっちゃったんですよ。

 

車に乗るのは大好きなので、機嫌よく乗っていたのですが、公園について、準備をして、『さぁ、広場へ向かおう!』というところで、駐車場で手を繋がず走り出そうとしたので、「危ないから手つなごう!!」と言ったら、それで機嫌だだ下がり・・・。

 

そこから、癇癪起こして、地べたに座り込む。。。そして、抱っこ抱っこ。

着いたばかりなのに、家に帰りたがる・・・

 

次男は到着する前に車の中で寝てしまったので、そのままベビーカーに乗せていたので、仕方ないので2歳児長男をエルゴで抱っこしながら公園の中へ。(素手抱っこだとベビーカー押せない。。。)

 

途中、「お花キレイだね~!」とか「もうちょっとしたらジュース飲もっか!」とかご機嫌取るも、効果なし・・・

 

しばらくして落ち着いたのか、歩き出して、小走りで公園内を駆け回る。。。

機嫌よく走っていたものの、遊具のあるところへ来たら、ブランコのところに近寄って。

ブランコやっている子がいたので、「そっち入ったらぶつかっちゃうよ!」と制止したら、またそこでご機嫌ナナメ。

 

お腹が空いてるのかと思い、適当なところでレジャーシート広げて、お弁当食べようかと思ったけど、「おうちでポテト~!」「おうちでカレー!」の一点張り・・・ε-(‐ω‐;)

 

結局、それにイライラしてしまって、「そんなこと言うなら帰るよ!!」と1時間もせずに帰ってきました。

 

桜、キレイだったな。桜の木の下でお弁当食べたかったな。

楽しそうに遊んでる親子がうらやましいわ。

 

と、なんだかこんなに聞き分けの悪い長男にイライラ、悲しい気持ちになりました。

 

1歳半ごろから、こんなのが日常茶飯事です。

とにかく、人混みが嫌い、自分の行動を遮られると機嫌悪くなる。

みんなが行くような遊び場へは、癇癪起こされるのが面倒で、なかなか行けません。

 

 

育てにくい子長男と、育てやすい子次男。

赤ちゃん期の様子を比べてみようと思います。

 

赤ちゃん期 

 

夜泣き

 

手探り状態の第一子育児。 長男は、1歳の卒乳まで朝まで通しで寝たことはありませんでした。

そして、夜起きる時は『んぎゃーー!!』という泣きとともに起きる。その泣き声に私もビックリして起きる。というかんじ。

 

一方、次男。 9ヶ月の今まで朝まで通しで寝たことは一度ぐらいしかないものの、新生児の頃、長男との違いに一番ビックリしたのが、夜中起きる時は泣くというよりもフンガフンガ動いておっぱいを要求してるだけ。泣かない!

 

風邪など引いていて、具合が悪い時は夜泣きしたりするけど、ほとんどない。

 

 

昼間の様子

 

長男は3~4ヶ月の頃まで、置くと泣くような子だった。なので、日中スリング抱っこしてる時間が長かった。

離乳食が始まって、授乳回数が減ったことや、添い乳を極力減らしたことで一人でお昼寝できるようになったけど。

 

次男はやっぱり、二番目ということもあり、放っておかれる時間が度々あったので、寝かせておいても泣かずに、そのまま気づいたら寝てしまうということも多かった。

 

 

場所見知り

 

とにかく、赤ちゃんの頃から人混みだったり、お店の中が嫌いな長男。

4~5カ月になって、だいぶお出かけも出来るようになった頃に、電車で出掛ける機会が何回かあったんだけど、すぐにぐずぐずするので、安心して出かけられなかった・・・

 

近くのショッピングモールにお散歩がてらお買い物に行くも、なぜかお店に入るとグズりだすということが度々。

『こんな赤ちゃんの時から買い物嫌いなんて、男だねぇ~。』なんて、よく母と言ってました。

外食もすぐにグズりだすので、ほとんど行けません。。。

 

人見知りは特にないんですけどね。久々にあったじじばばや知らない人でも大丈夫。

 

一方、次男。人混みや電車、お店がイヤでグズるということはない。

何回か電車で都内までお出かけしたけど、抱っこ紐してれば大人しくしているので、安心して出かけられる。

次男みたいな子が第一子だったら、もっといろいろなところにお出かけしてたかもなぁ。

 

でも、次男の方はちょっと前に人見知りがあった。

知らない人に抱っこされるとギャン泣き。 でも、ピークは過ぎたようで落ち着いてきたかな。

 

 

離乳食

 

1歳頃までは割とよく食べたのは食べたけど、少し味が付いていないと食べなかったし、パンはあまり好きじゃない、手づかみ食べもあまりしない。というかんじでした。

 

次男はまだ何でも食べるし、味付けはなくてもで大丈夫だし、小さいトーストは自分で食べるようになりました。 

 

 

身にまとわりつくものが嫌い。

 

ぼうし、上着、食事のエプロンなどなど。

とりあえず、身にまとわりつくものが赤ちゃんの頃から嫌いです。

上着、食事のエプロンはなんとかつける時もあるけど、帽子は取って地面に投げつける(笑)

手を繋ぐのも嫌い。たぶん、自分の動きたいように動けないから。

しまじろうの「ぼうしをポン♪」とか「手と手をギュ♪」とかの歌も好きだけど、実践効果はほとんどナシ。

 

次男もお食事エプロン、好きではないので取ろうとするけど、それでも付けさせておけばなんとかつけててくれる。

帽子も、されるがままで特に大丈夫でした。

 

  

1歳以降の長男

 

1歳3ヶ月で歩き出して、その頃からメキメキと自我が出てきた長男・・・・。

赤ちゃんの頃は、第一子ということもあるし、男の子だったし、『赤ちゃんってこんなものなのかな・・・』と思っていた程度。

1歳過ぎると、結構周りとの性格の差も出てきたような気がします。

 

 

こだわりが強い。自分の世界。

 

一人遊びは得意な長男。むしろ、一人で遊びたいタイプ。邪魔するな。ってかんじ。

ごっこ遊びとかほとんど一緒にやってくれない。 たまーに、気分のいい時にやってくれるぐらい。

お母さんと一緒にごっこ遊びしてるのとかちょっとうらやましい。

 

自分の世界で遊んでいたいタイプなので、支援センターなどに行っても周りの子と衝突することが多くなってきた。

他人のものを取るというよりは、自分が作り上げてる世界に入ってこようとするのを威嚇する。という方が多いかな。

 

言葉が少しずつ出てきて、少しマシになったけど、やっぱりまだ周りの子を関わるより、1人で遊んでる方が好きみたい。

 

 

相変わらず、人混みや買い物は嫌い。

 

赤ちゃん期から引き続き、人混みやお店は嫌い。

歩かせるとどっか走って行っちゃうし、『そっちは行かないよ!』と言うと癇癪起こして床にゴロンだし。 ベビーカーにはまだ乗るけど、ずっと『こっち!こーっち!!』とか騒いでる・・・。

買い物は休日で、旦那が一緒な時じゃないと無理。 スーパーの買い物は誰かいる時に留守番してもらって、連れて行きません。

 

あと、同じぐらいの歳の子が集まる場所が苦手になった。

イベントなどに出掛けても、すぐイヤイヤ泣くので、諦めて途中で帰ったことも数回あり。。。

公園などへ行っても、遊具に他の子がいると近寄らない。

 

ちょっと上のお兄ちゃんお姉ちゃんだと、衝突しそうになってもお兄ちゃんお姉ちゃんが引いてくれるので大丈夫なんですけどね。まぁ、2歳ぐらいだと仕方ないのかな。

でも、大人しく参加してる同い年ぐらいの子もいるので・・・

やっぱり性格ってあるんだと思う。

 

 

偏食

 

1歳過ぎから始まった偏食。

ほんとに野菜というか、おかずを食べない。

今食べるもの

・おにぎり(気分じゃないと食べない。)

・カレー

・チャーハン

・からあげ

・ポテト

・ミニトマト

・さつまいも

・フルーツ

・トースト(“ふんわり食パン”しか食べないけど。)

・かっぱ巻き(これも食べたり、食べなかったり。)

思いつくのこれぐらい。

 

友達にアドバイスされて、お好み焼きとかおやきとかそういったもの作るけど、手付けず・・・。

専用に作っても食べないので、大人のおかずを少量とりあえず出して様子見してみるけど・・・ほとんど手付けずですね。

 

これでも、少しずつ体重増えてたりするので、もう幼稚園入園するまでは考えすぎず、開き直りです。

周りの子を見ていても、『こだわり強い子=偏食もアリ』という気がします。

 

 

すぐ物投げる・癇癪起こす

 

おもちゃでうまく遊べなかった、散らかっているおもちゃにつまずいた、飲み物がなくなったなどなど、ことあるごとに癇癪起こして泣いて、すぐに物を投げるので、フローリングは傷だらけです・・・

ほんとマンションじゃなくてよかった。子どもが走り回ったり、飛び跳ねたり、物を投げたりする音が気になり過ぎて、ノイローゼになりそう。。。

 

この物を投げるのをやめてほしくて、怒るのではなく『○○がしたかったんだね』と、まず気持ちを受け止める。とか、『投げたらおもちゃさん痛いって。』とかの声掛けだったりもしてるけど・・・。なかなか、まだまだなくなりませんね。

なるべくこの声掛けをするようにはしてるけど、こっちも地味にイライラが溜まって、たまに爆発して『投げるな!って言ってんの!!』と声を荒げてしまったりします(=_=)

ほんと、やめてほしい。

 

 

要求がしつこい。引き下がらない。聞き分けが悪い。

 

たとえば、お菓子要求。

朝っぱらから、大好物のじゃがりこ要求。

『じゃがりこはおやつだから、ご飯食べてからね!』と言うと、『じゃがりこ~~~!!!』と叫び泣きながら、ドンドン地団駄踏みながら要求。 なかなか引き下がらないので、仕方なく数本あげる。

ペロリと平らげ、『もっと~~~!!』と要求してくるけど、『だから、ごはん食べてから!』と言ってごはんを出し、仕方なくそれを食べ終えると、忘れずに要求・・・。

 

一度『じゃあ、○○してからね!』と言ったことは忘れない。

ちゃっかりしてるというか、しつこいというか・・・。

この、毎朝起きがけのお菓子要求&攻防戦がめんどくさい。

 

聞き分けのいい子は一度言えば引き下がるけど、うちの長男。ちょっとやそっとじゃ引き下がらず、顔を真っ赤にしながら、地団駄踏みながら、拳を震わせながら、要求してくるので、ほんとめんどくさい・・・

 

 

『じぶんで!』がほとんどない。

 

これは、「育てにくい子」というのとは少し違う気がしますが。

なかなか世話が焼ける子。と言う意味で。

 

育児書には「1歳過ぎからスプーンやフォークを使いたがり~」なんて書いてありますが、長男全く使おうとせず。

道具を使って食べるということが、うまく出来ないので煩わしい。でも、親に教えられるのはイヤ!というかんじなので、未だにスプーン・フォークほとんど使いません。

手づかみ食べはするので、介助が不要なように手づかみで済む物を出したりしますが、カレーとかはさすがにスプーンですからね。。。

 

ものをすくっておいて、それを口に運んだ時に『やれば、できるじゃん!!スゴイね!!』とか『スプーン使えるとカッコいいよ!おてても汚れないよ!』とか褒める作戦もあまり効果ナシ。

自分で食べるまで放っておく作戦も、癇癪起こしだして、手付けられなくなるので無理。

 

まぁ、これもスプーン・フォーク使えない大人はいませんからね。幼稚園入って、周りに刺激受ければ出来るようになると信じて、それまで開き直りです。。。

 

トイレトレーニングも未だにまーったくお知らせしないし、補助便座も全力拒否なので、苦戦しそうな予感がしています・・・

 

育児書には「2歳児はなんでも『じぶんで!』が出てくる時期。」なんて書いてあるけど、うちの長男、全くそんなことないんですけど。

なんでも『じぶんで!』って言われたら、面倒なのかもしれないけど、こちらからすると、自分でやろうとする気持ちがあるのうらやましいなぁ。というかんじです。

 

 

性格は4割生まれつき(遺伝)・6割環境?

 

人の性格は、4割生まれつき、6割環境と言われているようです。

すくすく子育てか何かで見た気がするのですが・・・記憶が曖昧です。

でも、調べてみたら行動遺伝学者の先生も言われてました。

 

benesse.jp

 

なんとなく、納得な気がします。

 

ただ、遺伝と言われても、私も夫も育てにくいタイプじゃなかったみたいなんですけどねぇ。

と、なると環境? しつけの問題?

人並みに、やってるつもりなんですけど。

 

とにかく、生まれつき「育てやすい子」「育てにくい子」はいると思います。

イコール、癇が強いかどうか、聞き分けが良い悪い。ということだと思うんですけど。

 

この気質がベースになって、

 

聞き分けのいい子 ⇒ 親がちょっと言っただけで話が分かる ⇒ 親もストレスなく、穏やかな気持ちで接することが出来る ⇒ 子どももいつもご機嫌で“いい子”でいられる =育てやすい子

 

聞き分けの悪い子(自我が強い子)⇒ 親がちょっと言っただけでは聞かない ⇒ 親もストレスがたまりイライラする ⇒ 子どもも分かってくれないことにイライラする ⇒ 度々癇癪を起す =育てにくい子

 

というかんじ。

 

 

ほんと、同じ親から生まれた長男と次男でも全然違うんですから。

生まれつきの性格って結構あると思います。

 

それを「しつけがなっていないから。」と、親のしつけのせいにされるのはなんだか不服です。

子育て相談に行って、「自分でやらせるように仕向けなきゃ。」とか「甘やかせすぎたらダメよ。」とか言われるとなんだかモヤモヤします。

「こっちもやれること一通りやってるんですけど。聞き分けの悪い子育てたことありますか?」って。

 

 

こんな本を読みました

先日、気になって読んだ本。

おおたとしまささんという、育児・教育ジャーナリストの方が書かれた本。

 

母親にとって、やっぱり男の子って理解しがたい生き物です(笑)

男性目線で、男の子の育児について書かれた本は何冊か持っていて、どれも参考にさせてもらってますが、これもなかなか良かったです。

 

特に、社会人になってからの例え話のところ。

 

あなたの部署に、まだ大学卒業して間もない新人がはいってきたとしましょう。そして、新商品の企画書を持ってきました。しかし、一見してダメな企画書です。体裁もダメだし、内容もダメ。これでは企画が通るわけがありません。 そこであなたは「う~ん、残念だけどこれでは通らないね。」と伝えます。

その時の新人くんのリアクションは次の2つのうちどちらが好ましいでしょうか。

 

 A 「どこがダメなんですか? 納得できません!」

 B 「やっぱダメっすよね・・・。わかりました。」

 

Aの方が見込みありますよね。

 

さて、シーンをスーパーのお菓子売り場に移しましょう。スーパーのお菓子売り場の前でお子さんが「これかって~」を始めました。 「ダメに決まってるでしょ!」と言う親に対する子供のリアクションは、次のうちどちらが好ましいでしょうか。

 

 A 「なんでダメなの? そんなの絶対イヤだ!」

 B 「やっぱりダメだよね・・・。うん、わかった」

 

会社ではAが好ましかったのに、スーパーのお菓子売り場ではBの方が好ましいということになっちゃうんですよね(笑)。 

 

 

確かにそうだ(笑)

 

もうひとつ、部下に厳しく、上司にはYESマンなAさんと、一方も部下に厳しいが、必要とあれば上司にも噛みつくBさん。どちらの方を応援したくなりますか。というのもありました。

 

そうなんですよね。子どもは『育てやすい子』の方がいいのに、大人になったら、“いい子”であるよりも、“生きる力”が強い子の方がいいんですよね。

 

この本を読んだら、なんだか長男の将来性に希望が見えた感じがしました。

 

子どもに育てにくさを感じている方、一度読んでみると気持ちがラクになる部分があるかもしれません。

 

 

まとめ

 

「育てやすい子」と「育てにくい子」どちらか選べと言われれば、それは「育てやすい子」の方がいいし、「育てやすい子」を持つママが、なんだか勝ち組なように見えて羨ましかったりもするけど、生まれつき持った自分の子の性格。

 

育てにくさも、見方を少し変えてみると、プラスに変わるかもしれません。

「育てやすい子=親にとって都合のいい子」ですもんね。

 

先日の公園の一件も、落ち着いて考えてみれば「桜でも見ながらお弁当食べて、のんびりしたいな~♪」ってのは私の都合であって、長男は眠いし、人多いし、全然公園気分じゃなかったんだと思うし。。。

 

そりゃ、育てにくい子はこっちも労力使うし、イライラするんですけどねε-(‐ω‐;)

育てにくい子を育てるには、育てやすい子の数倍、親の心に余裕がないと務まらないので・・・。どこかでイライラ解消、ストレス発散しながら、これからも子育てに挑みたいと思います。

 

あぁ~。でも、育てやすい子次男も歩き出したらイヤイヤ始まるのかなぁ~(=_=)

ずーっと大人しいいい子のままだと、いつか爆発するんじゃ・・・と、それはそれでコワいし・・・

 

やっぱり、育てやすくて、生きる力の強い子がいいけど・・・。そんな都合いい子いませんかね?(^-^;

 

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