難しいママ友との距離感。“ママ友=同業者”という考え方に共感・納得した話。

ママ友

難しいママ友との距離感。“ママ友=同業者”という考え方に共感・納得した話。

2017年12月11日

“ママ友”という言葉を検索すると、

 ママ友 めんどくさい

 ママ友 トラブル

 ママ友 こわい

 ママ友 いらない

という、ネガティブな言葉ばかり出てきますよね。

特に、子どもが幼稚園へ通っている間の“ママ友”は付き合いが密になるらしく、うちも第一子長男がいよいよ来年4月から幼稚園へ入園ということで、今からドキドキしていたりします・・・

“ママ友”いません・・・

長男が生まれてから3年とちょっと。

元々の自分の元同僚、元同級生、旅行仲間が同年代の子どもを育てていて、家を行き来したり、ランチ会をしたりという友達は何人かいるのですが、子ども繋がりから始まった“ママ友”と呼べる人たちはまだいません。

次男の出産の時、産院で1日違いで出産だったママ友ぐらい?

でも、頻繁に連絡を取るようなかんじではなく、ランチ会を3回したぐらいです。

長男が寝返りをするようになった3~4ヶ月頃から1歳過ぎまでは、一日中子どもと一緒も息が詰まる時もある。

とりあえず、『大人と会話したい!!ママ友欲しい!!』と思っていたので、

  • 地域の支援センターや児童館
  • ベビーマッサージ・ベビーヨガなどの教室
  • 子育てイベント

などに、いそいそと通ったりしていた時期もあったのですが、支援センターなどで会えば話せるような、“顔見知りのママ”は何人か出来たのですが、なかなか連絡先を聞くまでは至らず・・・というかんじです。

お互いの家を行き来するようになるなんて、さらにハードル高いです。

子どもが1歳半過ぎると、さらにママ友出来なくなる

そうこうしているうちに、長男の自我が1歳半頃から強くなり、よその子とのおもちゃの取り合いをするようになったので、見張りに付いて回るのも疲れてしまい、

『行ってもどうせ落ち着いて話出来ないし、気疲れするし、第一これぐらいの年齢の子どもはまだ一人遊びが主だから、“友達”って考えは子ども本人にはまだないし。もう頑張って行かない!!』

と開き直ってからは、ほとんど支援センターや児童館などの屋内施設へ行くことはなくなってしまいました。

今はたま~~~に気が向いた時に行くぐらいで、ほとんど公園です。

公園なら空間が広いので、子ども同士が関わることも少ないし、ママ友グループで来ているというよりも親子1組だけで来ているかんじなので、気がラクなのです。

ただ、その公園もそろそろ寒さが厳しくなってきたので、毎日子どもたちとどこへ行こうか頭を悩ませる日々です。。。

週一回、発達支援センターの親子教室があることがまだ救いです。

ママ友づくりに疲れた時に見かけた、ハッとするひとこと

そんなこんなで、なかなか難しいママ友づくりに、ママ友付き合い。

“ママ友”欲しいような、特別必要ないような・・・

積極的に付き合いした方がいいのかどうか、ぼんやり考えていた時に、発達障害関連で参考に買った本に、すごく腑に落ちることが書いてありました!

数ヶ月前に購入したこちらの本。

発達障害とグレーゾーンの3兄妹を育てる、大場美鈴さんという方が、発達障害の子どもを育てていく上での考え方だったり、アイデアを書かれた本です。

Q&A形式でサラッと読めるのでとても読みやすいです。

こちらの本が先に出ていて、上記のものはそれの続編というかんじ。

この方の長男は、小学校へ上がる頃に診断を受けられたので、主に小学生の子どもに対する対応やアイデアなので、うちの長男にはまだ少し実践するには早いかんじではあるのですが、考え方の基本は何歳でも変わらないと思うので、とても参考になりました。

この方自身も、大人の凸凹さんということを自覚していて、記憶の整理と人付き合いが苦手だそう。

こちらのブルーの続編本の最後の方に、お母さんの人付き合いについて書かれている章があり、この中の一つがママ友付き合いについてとても参考になりました!

ママ友付き合いが難しい ⇒ 『職場の同僚』の距離感でOK!

すべてに共感出来たこの3ページ分のQ&A。

特にうちの場合、ただでさえすぐにどこかへ行ってしまう男の子&さらに発達凸凹の長男。

1歳半を過ぎて動くようになってからというもの、せっかく支援センターや公園でママたちと少しお話出来ても、すぐに子どもがどこかへ行ってしまうので話も途切れ途切れ・・・。

発達に遅れもあるので、悩みを相談しようにも、話相手のお子さんは特に何もしなくても自然と出来るようになっていたりして、逆に比べてモヤモヤ落ち込んでしまったり。

私は、どちらかというと、独身の頃は飲み会やイベントにも積極的に参加する方で、人付き合いは好きなタイプだったので、ママたちと仲良くなりたいと思っている方なのですが、子どもたちの個性が出てきてから、子ども同士にも合う・合わないがあったりを感じていたので、自分の友達ではない“ママ友”とはある程度の距離があった方がいいのかなとは思っていました。

でも、ママ友ゼロもなんだかさみしい気がするし・・・。

家を行き来するような親密な関係は望んでいないけど、ちょっと立ち話するぐらいのママ友は欲しい気がする。

そんな自分の気持ちをうまく表せなかったのですが、こちらの一文でとてもしっくり!納得・共感してスッキリしました!!

幼稚園のママ友は、同じ時期に近い場所で子育てしている同業者で、職場の同僚みたいなもん。ほどほどに付き合えれば充分。無理に『私の』友だちにならなくてもいい

この、ママ友=同業者・同僚という表現がほんとにピッタリで、ハッとしました!

この考えが頭の中にあれば、ママ友の距離感に悩んだ時に

『それがもし、職場の同僚だったらする?しない?』

で考えればいい。

そして、職場の同僚でも気が合う人とはプライベートでの親交に発展する場合もあるように、ママ友の中にも「子どものため」ではなくて、「もし気が合う人がいれば1対1で個人的につき合えばよい」と、線引きして考えればいい。と。

ほんとにそう。

ママになって3年。

“ママ友”という存在に対する考え方がハッキリした気持ちでした。

このような距離感の関係の中で、この方が最低限の日常業務としているのが「挨拶だけはする」ということ。

いくら、トラブルを避けたいから距離間を取りたいと思っていても、挨拶も全くせずの人って、なんだか感じ悪いです。

いつも周りに人がいるような、感じの良い人って、大体あちらから先に二コリと挨拶してくれたりしますしね。

さいごに

来年4月から始まる幼稚園ママ生活。

“ママ友”というものを必要以上に警戒し過ぎず、かといって、「1人でも多くの人とママ友になるぞ!」と気負い過ぎず。。。

しっかり挨拶だけはして、程よいママ友との距離感をつかめればいいな。

その中で1~2人でもプライベートで仲良くなれるママ友出来れば、きっと幼稚園ママ生活も充実するだろうな。と思っています。

長男1歳過ぎまで頑張って支援センターやイベントに通っていたことが全く無駄だったか?といえば、そうでもなかったりしますし。

子連れイベントや、子どもの健診、ショッピングモールや幼稚園のプレで、顔見知りママと会っておしゃべりすると、

「ママ友っていないと思ってたけど、顔見知りママは意外と出来てたな!」

なんて思えて、なんだか嬉しいし、楽しいし、“社会”や“人”との関わりを感じましたし。

こういった、「これがママ友なのか?また別なのか?」という顔見知りママとの関係も、プライベートの連絡先まで知らない、社内の別部署の人と廊下で会えば立ち話する。とか、取引先の同業者と仕事が一緒になればいろいろと話す。とか、そういった感覚と同じだと思えば、すごく納得でした。

同僚でプライベートでも仲良い人を、“友達”と呼ぶには何か違うかんじしますもんね。

ママ友は“ママ友達”ではあるけど、“友達”とはなにか違う。それと同じなんだな。と思いました。

とりあえず来年度がはじまる前に、今年度で終わってしまう発達支援センターの親子教室のママさんたちとは、勇気を出して連絡先交換してみようかなと思っています!

やっぱり、同じ発達遅めの子たちを持つママということで、すごく共感できる部分があるし、子どもの対応についても相談しやすいし、参考になるし。

とても話しやすいんです。

こんなかんじで、自分から仲良くなりたいママとは勇気を出して連絡先交換してみたり、そこまで・・・なママさんとはとりあえず挨拶だけはしっかりして、何かあれば少し立ち話するぐらいで気負い過ぎずいこうかなというかんじです。

来年度一年間は幼稚園生活ですが、再来年は仕事復帰を計画しているので、また生活が変われば、ママ友付き合いも変わるでしょうしね。

4月からの新生活、どうなるやら、ドキドキです。

 

今回、参考にした本↓

こちらの本は、より、詳しく「こんな時は、こんな対応」というようなママ友との距離感の取り方について書かれていて参考になりました!

このマンガ、「こわっ・・・!!」と思うけど、身近になくはない話でおもしろかったです。

 

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